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AXA80考察text by 濱本国彦apiaだから生まれた。imaだからカタチに出来た。 |
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■村岡昌憲からの難問 各誌では村岡昌憲のビッグネームが踊り、発売前からAXAの注目度はかなり高く、僕もプロトの段階から使用し、幾つかの魚と出会うことが出来たのだが、そのポテンシャルを完全に引き出すには至っていなかったよう思う。それ程に、クセのあるルアーであることは間違い無い。 AXAは、アングラーの『ルアー = 泳ぐ』の方程式を覆さないと使いこなせないルアーなのだ。例えば他のリップ付きシャッドだと、その波動はアングラーに「動いてるよ」という手応えと安心感を与えてくれる。だが『AXA』の場合、その波動を得ようとするとかなりのファストリトリーブを強いられる。 ■よりリアルに、よりスローに、を可能にするAXAのバランス 最近の僕のスタイルの中に、『よりリアルに』というファクターがある。 『AXA』は、アングラーが予想しにくいアクションを発生する、じゃじゃ馬系ルアーだといえる。その予測不可能なアクションは、ズレた軌道から元の軌道にきちんと戻ってくれる『バランス』の良さがあるから有効であり、これがバランスの悪いルアーだと、ズレた軌道から戻る事無く、狙うポイントから外れて行ってしまうのだ。AXAはフラつきながらでも、思い描く軌道へ戻ってくる。このバランスが大事なのだ。 アングラーが想像する以上に水中はシビアなのかもしれない。そんな時には、より水になじみ、自然且つ、しっかりと魚にアピールしてくれる、そんな高度なバランスを持ったルアーが必要だ。そしてそれがAXAなのだ。 |
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■カラーチャート |
01アグザ |
02レッドヘッド |
03チャートバック |
04マサピン |
05マサラグーン |
06アカキン |
07チャートゴールド |
08イワシ |
09マコイワシ |
10ギンクロ |
裏AXA 101ブルーブルー |
裏AXA 102品川トマト |
裏AXA 103イブラン |
裏AXA 104コテンパンイワシ |
裏AXA 105カビボラ |
裏AXA 106ハマーナイト |