風神ゼータ・フロウハント88ML ¥52,000 Length:8'8" Weight:155g
Lure:6〜28g PE:0.6〜1.5

レギュラーテーパーでありながら、超高弾性カーボンによるブランクス性能のアップで、
操作性重視ながらも充分な飛距離を維持。キャスト時にシャキッ!とし、ピンポイント狙いも可能。
ショートバイトも「感度よすぎる」ぐらいのティップが逃さずキャッチ。
中村“RED”祐介プロデュース、干潟ウェーディングのスペシャルスペック。
●REDとフロウハント
干潟と磯はREDのメインフィールド。特に干潟で使うフローハントはREDがもっともよく振るロッドです。干潟は延々と続くシャローでタラ〜と潮が流れるという感じ。川のような速い流れでもなく、これといった障害物もないオープンウォーターの釣り。シーバスもバスのようにシチュエーションや使用ルアーによってロッドを使い分ける時代に入ってきました。長く干潟をやっていると干潟に特化したロッドが欲しくなるのは当然です。干潟専用のロッドであるニューフローハントにはなにが必要な性能なのか?を考えつつ今回は長いテスト時間をいただくことができました。まぁ千葉に引っ越したというのもありますが干潟に行く回数もいままでの倍以上に増えて、ナイトばかりでなくデイゲームも随分こなしました。ルアーもトップにミノー、シンキングペンシルetc.とそれぞれ投げ倒し、シーバスもかなりの数を釣ってテストしています。前作より汎用性も広がり、より釣りを楽しめるロッドに仕上がっていると思います。満足のいく仕上がりですので是非振って欲しいと思います。
●発売直前!! REDの「フロウハント」インプレッション!
前作フローハントの完成から数年経ち干潟はまた様子が変わってきました。それまでは流れの筋を攻める“線の釣り”からピンにシーバスが付く“点の釣り”へと変化してきたのです。昨今の干潟は流れ、地形変化、ベストな潮位が絡み合っているスポットを見つけないとなかなか釣れません。こんな新時代の干潟へ対応したニューフローハントが必要でした。まずは感度。スレたシーバスのショートバイトを増幅できないかと思い感度を研ぎ澄ませました。かなり敏感な感度を獲得したので普通ならショートバイトに感じるアタリがメチャ明確!前作では曇ったようなモゾモゾした感触も新作ではノイズのないクリアーな音が響いてくるアタリを感じることができますよ!これはムチャ気持ちいいですよ〜。ワンランクどころではなくツーランク上の感度性能ですよ。もう一方突出させたのがアキュラシー性能。ピンで着いているシーバスを狙うにはそこにルアーがバッツリ入らなければなりません。これはキャスト時のロッドのブレを無くしルアーの軌道を安定させなければなりません。そしてニューフローハントキャスト時のロッドのブレは皆無。前作はややダレが気になりましたが、新作はビシッと止ります。反発に押し出されてルアーが飛んでいく感覚は“投げる”でなく“発射する”という言葉がピッタリですね。
●ここにREDのこだわりが凝縮!
進化するフィールドに対応したロッドを造り出していかないと新作を造る意味がありません。新時代の干潟に対応させる為に必要だったのが新次元の感度とアキュラシー性能。この二つを手に入れる為に、新作は思い切って乗せるロッドから掛けるロッドへ変えました。この二つの中でもとにかく感度!感度ですよ!!感度と言ってもシーバスのアタリを感じる感度はもちろんですが、流れの変化が誰にでもわかる感度がニューフローハントにはあります。いままで流れの変化はルアーをリトリーブした時に感じる“水圧(手元に伝わる重さ)の変化”で感じていたと思います。これを感じる為にわざと回転の重いリールを使っている人も多いと思います。新作ではルアーの泳ぎのピッチがロッド感度でわかる!ニューフローハントを150%楽しむならリールはとにかく軽量で回転の軽いものを組み合わせて下さい。ラインはもちろんPEがオススメです。このポイントをサーチできるロッド性能ってのもニューフローハントの新たな魅力です。


僕がフロウハントを選択する一番のシチュエーションは、もっとパワーが欲しい時だろう。
ルアーにもよるが、飛距離はネオンナイトとそんなに変わらないと思う。
例えば、50m先のピンを撃ち抜き、且つそこから引き寄せるパワーを求める時や、若干重めのルアーウェイトが多い時、そして対ランカーが想定される状況下で迷わずチョイスする。
だが、使って重く感じるものじゃ話にならない、そのあたりはサスガ!のバランスの良さ、手首を使ってのジャーク&トゥィッチもお手のものである。
88というレングスであっても、細かいアクション、大胆なアクションの使い分けも出来る。
このパワーでこれだけ繊細な部分が混在しているというのはすごい武器だ。
過去の記録、116cm(13kg)、105cm(12.5kg)のモンスターを仕留めたのもフロウハントだった。
その時、ラインはギターの弦のようにキンキンだったが、ロッドを持つ手に不安感感はなく、むしろ余裕があったように思う。この二匹のモンスターも静から動の釣り、つまり繊細なレンジコントロールからジャークそして、フォールでのバイトだった。
使うほどに可能性の大きさに何度もびっくりさせられるスケールのデカイ1本。



[ 戻る ]


APIA (C)Copyright, 2004 Apia Inc. All rights reserved.